Brain dahn Yoga 橿原スタジオ

皆さん、こんにちわ!
ブレインダンヨガ橿原スタジオのひよこ院長です。
少し前になりますが、つくば国際会議場で、「国際脳教育セミナー〜0歳から100歳までの脳開発と脳教育」
と題して、講演会がありました。
その中で、東邦大学医学部 統合生理学教授 有田秀穂先生の講演がとても興味深かったので、少しご紹介しますね。
有田教授は脳内ホルモンのセロトニンの研究で国際的にも有名な方ですが、
セロトニンを鍛える」と言う題で講演されました。
まず、セロトニンが分泌されると、鎮痛効果があり、姿勢が良くなるそうです。
また、脳内ホルモンでドーパミンが分泌されると「快」を生み、
「不快」になるとストレスホルモンであるノルアドレナリンが分泌されますが、
この「快」と「不快」を調節するのがセロトニンで、
要するにどちらにも傾きすぎない、平常心を保つ役割をするそうです。
「快」が行き過ぎて躁になったり、「不快」が続いて鬱になりかねない神経を調整して、
心のバランスを保ってくれるのです。


ではどうすれば、このセロトニンが分泌されるのかと言うと、
リズム運動がセロトニンに影響を与え、活性化させるのだそうです。
意識的にリズムに乗ること。
例えば、吐くことを意識する呼吸法、ウォーキング、ジョギング、スクワット、ガムをかむ、自転車こぎ、フラダンス、歌を歌う(声を出す)…などで、
面白いのが、お経を読む、と言うのがありました。
意味の分からない言葉に集中して声を出すことで左脳が休まり、
何も考えないでリズムに没入できるのだそうです。


一定のリズムに没頭して、何も考えないと脳波はアルファ波になり、
しかも、ぼんやりした眠気を催すアルファ派と違い、スッキリと目覚めた、
有田教授曰く「クールな覚醒状態」になるそうです。
頭がクリアでありながら、リラックスしている状態ですね。
イチローの脳波も随分研究されているそうですが、
リラックスして集中しているときの脳波は、この状態じゃないかと思います。


わがブレインダンヨガのレッスンはまさしく、セロトニンを分泌させるトレーニングが多いです。
ジャンセンウォーキングに始まり、丹田叩き、腸運動、脳波振動、瞑想…etc。
スマイルクラスになれば、真言を唱えながら瞑想に入るクラスもあり、
本当に脳科学に基づいたトレーニングなのが分かります。


ついでにもう一つ、セロトニンの分泌しやすい身体を作るには、一日5分、
このセロトニンのでるトレーニングを三ヶ月、し続けることなのだそうです。
逆に言うと、三ヶ月、引きこもった生活をすると、セロトニンの出にくい体質になり、
精神的にも浮き沈みの多い、姿勢の悪い、痛みに弱い体質になるということです。


皆様、今、注目の脳内ホルモン、セロトニンを分泌させに来てくださいませ。


お待ちしています^^/